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英語では伝えられない日本語の魅力

英語では伝えられない日本語の魅力

[英語の現場からレポート]

弊誌で、「おにぎらずの人気が続く」の見出しでにぎらないおにぎり、「おにぎらず」を紹介しています。

訪日観光客はいま急増していますが、日本食はお目当ての一つです。今では寿司やてんぷらだけでなく、おにぎりも好んで食べられるようになりました。おにぎりはコンビニに簡単に買えますので、スナックとしても好評のようです。

おにぎりの話になると、私は弊誌で長らく働いていたニュージーランド人のエディターを思い出します。彼は日本語がほとんど話せませんでした。レストランには英語のメニューがないため一人で入るのが苦手で、コンビニ弁当を好んで食べていました。中でもおにぎりが大好きでよく食べていました。

しかし、彼は「おにぎりの中に何が入っているか、食べてみるまでわからないのが残念だ」と言いました。おにぎらずは、中身がわかるので外国人にも喜ばれるでしょう。それにしても、おにぎりのようににぎらないから「おにぎらず」とはいいネーミングですね。英語でもonigirazuです。面白いこのニュアンスを英語で伝えられないのが残念です。

10月号で猫カフェ「ニャフェ」を紹介しました。Nyafeは、「ニャー」と「カフェ」の見事な造語ですが、このニュアンスがわかる外国人は限られます。グローバル時代の現代では、外国人にもわかるシンプルな表現が求められます。しかし、この複雑だが味わいのある日本語にはすてがたい魅力があります。弊誌は、そのはざまで最適な表現方法を模索しています