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天皇陛下をどう表記する?

天皇陛下をどう表記する?

日本の天皇はどのような存在か、多くの外国人が関心を持っています。弊誌では、「日本の天皇―その特異性」というタイトルで解説しています。

日本の天皇は一つの家系で1,500年以上も続き、世界最長です。天皇にまつわる出来事やエピソードはたくさんあります。特に、昭和天皇は在位中に戦争があり、大変苦労されました。一方で、皇室でクリスマスの行事があったというエピソードもあります。

「天皇」は英語で、emperorと訳されますが、外国人からはなぜkingではないのかとの質問がよくあります。王は一国を治めるトップのことで、かつての中国やヨーロッパには、たくさんのkingがいました。古代中国に秦が中国全土を統一し、統一者の政は各地の王の上に立つ称号として「皇帝」と名乗りました。

外国では戦の勝者が王や皇帝になりましたが、日本では正当な血統を継ぐ者が天から与えられた地位、すなわち天皇とされてきました。「天皇」は英語で、emperorですが、現在では、emperorと呼ばれる元首は世界で日本の天皇のみのようです。一般的にeを大文字にしてEmperorと表記されます。

神様もGodと、gを大文字にします。しかし、日本ように多神教の国の神は、「a god」のように、gを小文字にして表現することが多いです。将軍の場合、Shogun、shogunと大文字と小文字が見られます。日本では将軍は一人で、絶対的な権力を持ちましたが、中国ではたくさんいたことなどによるのかもしれません。英語では特別な存在に対しては敬意を表し、大文字にします。