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読まれる名作

読まれる名作
ハチミツトクローバー 羽海野チカ著
集英社発行。全10巻 ©羽海野チカ/集英社

日本のまんがは、今やmangaとして世界の人に知られています。一般的に文学が高尚な読み物として評価されてきたのに対して、まんがは低俗的な書物と過去にはみなされてきました。高校入試には、夏目漱石、川端康成、三島由紀夫の代表作などが出題されますが、手塚治虫や長谷川町子などの名作が出題されることはまれです。

現在の若者は、名作として知られる「坊ちゃん」や「雪国」、「金閣寺」などを読んだことがあるのだろうか ―。「読まれない名作」という言葉がありますが、名前は知っているが読んだことがない若者の方がはるかに多いと思われます。これに反してまんがは、実際に子どもから大人まで多くの人に実際に読まれてきました。

まんがはもはや新しいスタイルの文学ともいえる存在です。その実情から、弊誌では「日本語のまんが」を紹介するコーナーを設け、人気のまんがや名作を毎月紹介しています。1月号は「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ著)です。

その紹介記事のタイトルは「過ぎ去ってもなお美しい日々」で、英語ではBygone Days Still Beautifulです。英語のタイトルをもとに日本語にすれば、「過ぎ去った日々は今も美しい」となるでしょう。英語と日本語のニュアンスは少し異なります。タイトルではBygone Day に続くare は省略されるのが一般的です。

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