国名の呼び方は英語だけではない

[英語の現場からレポート]
2015年5月号の記事より引用

ひらがなタイムズ5月号ではジョージア大使のインタビュー記事を掲載しています。地名で「ジョージア」と聞けば、多くの日本人はアメリカのジョージア州を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし取材した大使は、かつてソ連圏の国だったグルジアの大使です。実は、グルジアはこの4月から国名をジョージアに変更しました。

日本でなじみのあるジョージア出身者に力士の栃ノ心がいます。国際的には英語表記Georgiaで知られていることから、日本語での呼称をジョージアにすることを望んでいました。国名は国によって呼び方は異なります。たとえば、Britain。日本ではイギリス、あるいは英国と呼んでいます。日本語での正式名称は外務省が決めています。

2006年にオーストリア大使館が、オーストラリアと間違われやすいということで、日本語での呼称を「オーストリー」とすると発表しましたが、理由はよくわかりませんが、現在は元のオーストリアに戻ったようです。

国名の呼称には歴史が、大きくかかわっています。韓国の英語名、Koreaは昔の国名高麗からきています。日本がJapanと呼ばれるようになったのは、マルコポーロが中国に滞在していた頃、当時の中国語読みで「日本」は「ジッポン」だったことから、Zipangu→Japanになったといわれます。今も、ジャポンやヤーパンと呼ぶ国もあります。

日本の名称については、正式には「二ホン」なのか「ニッポン」なのかという論議が今もあります。どちらも正式ということですが、スポーツの応援など、力強さを表現したいときには「ニッポン」と使うのが一般的です。


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