忍者のように変身する漢字を英語で紹介

[英語の現場からレポート]
2015年12月号の記事より引用

訪日観光客が急増しています。外国客の「爆買い」(a shopping spree)や「和食」(Japanese food)が話題になっていますが、地方自治体や観光業者は知恵を絞って外国人観光客を呼び込もうとしています。

Hiragana Times December issueでは、山梨県の忍野村にできた「忍野しのびの里」を紹介しています。忍者が外国人に人気があることからできた「忍者テーマビレッジ」です。「忍者からくり屋敷」を見たり、手裏剣投げ(throwing star)などを体験できます。忍者はspyですが、もはやninjaで通じます。

一方では漢字も外国人に興味がもたれています。意味を持たない表音文字に対して漢字は意味を持つ表意文字だからです。女の忍者は「くのいち」として知られています。ひらがなの「く」、カタカナの「ノ」、数字の「一」でできているからと、外国人に説明すると、日本語学習者は「この漢字字体そのものが忍者になっている」と驚きます。

同じ December issueの“Kanji Master Road”では、“Kanji Containing the Radical 女(female)Express Words Connected to Women” を掲載しています。Radicalは部首(漢字の意味の中心となる部分)です。「嫁」はwoman + houseだから、bride。「娘」はwoman + good。Good girlでdaughterというところでしょか。「姫」はwoman + retainer (臣)で、princess。

このように、漢字はまるで忍者のように変身します。Hiragana Timesでは、今後は英語と漢字の関係についてもより多く掲載していく予定です。


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