標識が英語表示に変わる

[英語の現場からレポート]
2016年3月号の記事より引用

東京オリンピックに向けてさまざまな準備が行われています。その一つに外国人のための標識があります。JR南口には、現在「South-Minami Entrance」「Shin South Gate」「New South Exit」の3種類があります。このようにさまざまな標識があり、外国人を混乱させています。

それで、行政は英語表示に統一しようと動き始めました。これまでは外国人向けの標識は「Kokkai-gijido」のようにローマ字表示が主流でしたが、「National Diet」と英語表示に変わりました。これにより外国人には理解しやすいようになりますが、日本人に「Where is National Diet?」と聞いても通じない恐れもあります。

多くの標識には国際基準がありません。地図に関しても日本は独自の表示をしています。Ⓗは日本ではホテルを表しますが、外国人はhospitalを想像します。そこで、外国人向けの地図はベッドに横たわる人の記号に変わります。さて、Ⓗはどのように読むのでしょうか。日本語でも、英語でも決まった読み方はないようで、Hiragana Timesでは「まるえいち」、英語では「circle h」と読んでいます。

寺院には卍が日本では使われていますが、外国人向けには三重の塔の記号に変わります。卍は日本語では「まんじ」と読みますが、英語では何と読むのでしょうか。卍はナチスのsymbol である逆まんじ「卐」と似ています。卍はナチスを連想させることから、西洋人には違和感があります。卐は英語ではswastikaと言うようですが、知っている人は少ないようです。

卍に該当する英語はないようなので、Hiragana Timesでは日本語でそのまま「まんじ」と読んでいます。


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