本音と建前を英語で外国人に説明できますか

[英語の現場からレポート]
2015年6月号の記事より引用

6月号の「Topics & Events」で「外国人向けのパチンコ店オープン」のタイトルで紹介しています。パチンコ店は、一般的に”Pachinko Parlor”と英訳されます。日本に住みはじめた外国人はパチンコ屋の多さに驚きます。また、日本ではギャンブルが禁止されているのに、なぜギャンブルでないのかとの疑問を持つ外国人もいます。

パチンコで得たボールを店のカウンターに持っていくと、賞品に代えてもらえます。多くの人はその賞品をパチンコ屋の裏などにある場所で現金に換えます。カウンターで現金を払えばギャンブルになりますが、賞品を渡せばギャンブルになりません。そそこで得た賞品を売ることは違法ではないという理屈です。

日本のパチンコ店の繁盛を見て、多くの外国人が帰国後に自国でパチンコ店をオープンしましたが、成功した話は聞いたことがありません。パチンコは日本人のみにあう遊戯なのか、それはなぜなのかは興味があります。

建前と本音の典型的な例をもう一つ。売春は日本でも禁止されていますが、ソープランドは堂々と営業しています。つまりソープランドはあくまでお風呂で、客が支払うのは風呂代です。体を洗ってくれる女性は従業員で、そこで急に恋が芽生えたのだから、それは売春ではないという解釈で成り立っています。

日本人の建前と本音は外国人にも知られていますが、日本人の、ある意味では柔軟な運用に感心する外国人もたくさんいます。


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Hiragana Times