ウサギの数え方を知っていますか

ひらがなタイムズでは、「トラベリングジャパン」で新しくできた、あるいはあまり知られていない観光地を紹介しています。今回は広島県にある「ウサギたちとふれあえる島」大久野島です。

ウサギの数え方は、一匹、二匹ではなく、一羽、二羽のように「羽」で数えます。その理由は、犬公方で知られる徳川五代将軍の綱吉が「生類憐みの令」で動物を殺すことが禁じたことに由来するといわれます。鳥を狩りすることは許されていました。そこで、ウサギは飛び跳ねることから鳥として狩りをしたとのことです。

日本語では物を数えるときに、数字を補う用語(counter)があります。たとえば、車なら一台、二台、家なら一軒、二軒、本なら一冊、二冊、紙なら、一枚、二枚のように数えますが、日本語学習者外国人は混乱しています。さらに、数字を数えるのもたいへんです。

一つ、二つ、三つのような数え方とイチ、ニイ、サンのように二つの数え方があることにも困惑します。さらに「番」はイチバン、ニバン、サンバンと言うのに、「本」はイッポン、二ホン、サンボンのように、「ポン」「ホン」「ボン」と変わります。これは発音しやすいように変化しただけですが、日本語学習者には迷惑です。

英語は単純にone car, two carsのように数字と製品を組み合わせるだけですので簡単です。英語から日本語を学ぶより、たくさん言葉のある日本語から言葉が少ない英語を学ぶ方がはるかにやさしいと思います。

201502※Hiragana Times 2015年2月号の記事から引用

<対訳文抜粋>

 

The Island Where You Can Connect With Rabbits
ウサギたちとふれあえる島

Japan is a country consisting of roughly 6,800 small and large islands. Some of these are inhabited by large populations of certain animals. For instance, Tashirojima in Miyagi Prefecture and Aoshima in Ehime Prefecture are known as cat islands and deer roam free at Itsukushima (or Miyajima) in Hiroshima Prefecture. Home to over 700 rabbits, Ohkunoshima in Takehara City, Hiroshima Prefecture, is one such island.
日本は大小合わせて約6,800の島からなる国です。それらの中には、特定の動物が多くいる島があります。例えば、ネコ島として知られる宮城県の田代島や愛媛県の青島、シカが多い広島県の厳島(宮島)などです。大久野島(広島県竹原市)も、そのような島の一つで、700羽以上のウサギがいます。


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