日本語は英語に比べ語彙が豊富

[英語の現場からレポート]
2016年1月号の記事より引用

日英バイリンガル雑誌の編集を長年やっていると、英語に比べて日本語の語彙が豊富なことを痛感します。

Hiragana Times January Issueで、千葉県の「ふなばしアンデルセン公園」を紹介しました。世界最大級の口コミサイト「トリップアドバイザー」が2015年日本のテーマパークの人気ランキングでディズニーランド、ディズニーシーに次いで第3位と発表し話題となった公園です。

Headlineは、「3世代がのびのびと楽しめる公園」でした。「3世代」の当初の翻訳文はthree generationsでした。しかしイギリス人編集者が英語では3 generationsとは言わないということでpeople of all agesに変更されました。また、「のびのびと」に相当する最適な英語もないようです。結局、”A park Where People of All Ages Can Relax and Have a Fun”のタイトルになりました。

「Trends」コーナーでは身の回りのものをデコレーションすることで、今、人気のマスキングテープを紹介しています。Headlineは「マーキングテープを生活の彩に」ですが、「彩」に合う英語は見当たりません。それで英語のheadlineは”Masking Tape to Brighten up Your Life”となりました。

会話で日本人の表情は乏しいとよく外国人から指摘されますが、その理由は日本語には豊富な語彙があるため、その必要がなかったからといえるかもしれません。


Editor in Chief

Editor in Chief

Hiragana Times