「武士道」の英語は?

[英語の現場からレポート]
2015年8月号の記事より引用

広島・長崎への原爆投下、そして終戦記念日へと続く日本の夏は、メディアの戦争に関する報道が続きます。戦後70年の今年は、安保関連法案が激しい議論を呼び、例年以上に報道されています。

ひらがなタイムズでは、「語られなった戦場の武士道」を「舞台の裏側」で掲載しました。「武士道」は英語で何というのか。これは、「samurai code」(武士の規範)とすることもできますが、いまや、bushido でも通じます。8月号では「Untold Story of Bushido on the Battlefield」のタイトルで武士道を説明しています。

1942年に日本は現在のインドネシア沖で、激しい戦闘を繰り広げていました。敵のイギリス軍艦は沈没。イギリス兵士は海へ飛び込みました。しばらくして戦闘は止み彼らは海の中に残されました。そこに日本の軍艦が遭遇しました。しかし、日本軍の艦長は武士道の精神で敵兵400名を救いました。

報告を受けた上司はこの判断は間違ってはいないとし、艦長が軍務違反で非国民とされないように公表しなかったのです。外国で日本兵の残酷さが語られる一方で、イスラエル人6,000人を救った杉原千畝さんをはじめ、語られてこなかった日本人の美談は他にもあります。

西洋には武士道のようなnoblesse oblige (ノブレス・オブリージュ)という規範があります。高貴な人は義務を負うという意味です。


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Hiragana Times