「馬鹿」な写真と英語のキャプション

[英語の現場からレポート]
2015年8月号の記事より引用

前回グローバフルォトコンテストについて書きましたが、ひらがなタイムズ8月号では第2回の結果発表を掲載しています。馬のかぶりものをつけた人が、本物の鹿に餌をあげている写真が銀賞になりました。

このフォトコンテストでは、キャプションも評価に入ります。特にユーモアのあるキャプションを歓迎していますが、この写真のキャプションは気が利いています―「馬」と「鹿」で「馬鹿」。これが生きた日本語教育-。皆さんは、馬と鹿で馬鹿という由来をご存じでしょうか。

中国の秦の2代皇帝の時代、趙高が実権を握っていました。趙高は皇帝に鹿を「これは馬でございます」と言って献じました。それ見た皇帝は「これは鹿であろう」と言ったが、周囲にいた家来はみな皇帝に「それは馬です」と、趙高を恐れて言ったということが中国の歴史書「史記」に書かれています。

第2回の金賞は、秋葉原で撮ったアニメ風の宣伝用人力車の写真です。アニメのキャラクターのかぶりものをつけた二人の女性が乗っています。キャプションはFunny street advertisementでした。それを見たビジターからは、“We don’t really know what we’re selling, either.”のキャプション応募がありました。

7月22日からこのフォトコンテストの支援者を募集します。支援金は3,000円からで、支援者には選考員になるなどの特典が用意されています。
https://readyfor.jp/projects/photo-contest-japan


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Hiragana Times