「タレント」の英訳は?

[英語の現場からレポート]
2016年5月号の記事より引用

このところ芸能人や国会議員の不倫騒動がニュースになりました。Hiragana Times May issue の “Behind the Scene” (舞台の裏側) では、”The Japanese and Adultery” (日本人と不倫) について掲載しています。

芸能人はentertainerと訳されることが多いですが、英国人編集staffはcelebritiesと訳しています。Entertainerの概念が英語と日本語では少し違うようです。確かに、芸能人と言えばお笑いから歌、伝統芸能までバラエティに富んでいます。 (さらに…)

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「変なホテル」の英語表記

[英語の現場からレポート]
2016年5月号の記事より引用

今、訪日観光客が急増しています。それに伴い新しいタイプの宿泊施設が登場しています。Hiragana TimesのMay issueでは、長崎県にあるテーマパークハウステンボス式敷地内にオープンした「変なホテル」を紹介しました。

テーマパークのテーマは英語から取り入れましたが、英語ではthemeで日本語の発音とは異なります。「変なホテル」はrobotがserviceする変わったhotelですが、「変わり続ける」というconceptから名付けられました。「変わり続ける」はcontinue to changeではなく、continuous evolutionと訳しています。Evolutionは「進化」です。つまり、進化し続けるという意味です。 (さらに…)

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「中小企業の」はどう訳す?

[英語の現場からレポート]
2016年4月号の記事より引用

Hiragana Times April issueの “Close up Japan”は、”Foreign Workers Are Increasing in Japan” (日本で働く外国人は増えている)のheadlineで外国人の労働意識について紹介しました。

その中で中小企業についての記述が3ヵ所ありますが、「中小企業」の訳はそれぞれ異なっています。欧米には大企業に対して、「中」と「小」の企業を一緒にして「中小企業」とはっきり区切る概念がないようです。ですのでら、文章の意味合いで英語の訳は変わります。実際の例では次の通りです。 (さらに…)

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英文は意図的にnuanceを変えて訳せる

[英語の現場からレポート]
2016年4月号の記事より引用

Hiragana TimesはApril Issueから“Casual Expressions”シリーズが始まりました。
日本語では、目上の人や見知らぬ人と友達同士での会話では話し方が違います。

“Shall we go to a movie tomorrow?”は、教科書などに掲載される標準的な丁寧な会話では、「明日、映画に行きませんか」のように訳されます。しかし友達同士の会話では、「明日、映画に行かない?」のように砕けた表現をします。日本語学習者は、友達にも教科書的な話し方をするので日本人には違和感があります。 (さらに…)

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英単語は自然にみにつく時代に

[英語の現場からレポート]
2016年4月号の記事より引用

英語が日本語にどんどん入り込んでいます。Hiragana Times 4月号の “JAPANese Notes”では、サイズや色についで解説しています。

ブルーやグリーンなどは、今や青、緑と同じくらい使われています。ピンクは、一昔前までは桃色と言っていましたが、今ではピンクが日本語としても一般的です。オレンジも昔は橙(だいだい)と言っていましたが、今はオレンジです。近い将来、ほとんどの色の名前に、英語が使われるようになるでしょう。 (さらに…)

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遊女、花魁の違いと英語

[英語の現場からレポート]
2016年4月号の記事より引用

Hiragana Times April issueのcoverは、4月9日に浅草で開催される「浅草観音うら一葉桜まつり」のsceneです。「江戸吉原おいらん道中」「おいらんショー」が見どころです。

「おいらん」は漢字で花魁と書きますが、外国人にはどのように説明したらよいのだろうか。そもそも花魁とはどのような存在だったのか。吉原は遊郭の場所で、そこには、多くの遊女がいました。遊女は一般的にprostituteと訳されます。遊郭にはランクがあり花魁は遊女のトップに君臨する女性です。 (さらに…)

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まんがで描く英語と日本語の発想の違い

[英語の現場からレポート]
2016年3月号の記事より引用

英語と日本語の発想による誤解はよくあります。Hiragana Timesの3月号のバイリンガル4コマまんがの題材にも使われています。

道に迷ったときに「ここはどこですか」とたずねますが、英語では「Where is here?」ではなく。「Where am I?」といいます。直訳すると、「私は、どこにいますか」になります。日本語では自分の視点から「この場所はどこですか」と聞きますが、英語では相手の立場に立ち、「私はどこにいますか」とたずねます。 (さらに…)

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標識が英語表示に変わる

[英語の現場からレポート]
2016年3月号の記事より引用

東京オリンピックに向けてさまざまな準備が行われています。その一つに外国人のための標識があります。JR南口には、現在「South-Minami Entrance」「Shin South Gate」「New South Exit」の3種類があります。このようにさまざまな標識があり、外国人を混乱させています。

それで、行政は英語表示に統一しようと動き始めました。これまでは外国人向けの標識は「Kokkai-gijido」のようにローマ字表示が主流でしたが、「National Diet」と英語表示に変わりました。これにより外国人には理解しやすいようになりますが、日本人に「Where is National Diet?」と聞いても通じない恐れもあります。 (さらに…)

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大使、大使夫人の表記は?

[英語の現場からレポート]
2016年2月号の記事より引用

Hiragana Timesは今年の10月号で創刊30年をむかえます。この間に中曽根元総理大臣から元大リーガーの野茂までさまざまな人々を取材してきました。現在、各国の大使(あるいは大使夫人)を主に紹介するspecial Interviewがあり、February Issueではレバノン共和国臨時代理大使を紹介しています。

これまでに100人ほどの大使、あるいは大使夫人を紹介してきましたが、臨時代理大使は初めてです。通常、「○○国日本大使」は、ambassador of xxxx to Japanと訳されます。臨時代理大使の正式英語名がないため、レバノン大使館からはフランス語による肩書が提案されました。しかし、フランス語では日英バイリンガルのHiragana Timesの趣旨にそぐいません。 (さらに…)

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「建国記念の日」と「建国記念日」の違い

[英語の現場からレポート]
2016年2月号の記事より引用

2月11日は「建国記念の日」(National Foundation Day) です。「建国記念日」ではありません。「建国記念」の後に「の」が入っています。この「の」がある、ないで意味が大きく異なります。

建国記念日は国により呼び方は異なりますが、現在の政権の基礎をつくった記念日を建国記念日とする国がほとんどです。たとば、アメリカでは独立記念日が、事実上の建国記念日です。それでは、日本はいつ建国されたのでしょうか。Hiragana Times February issueでは、「日本の建国の日はいつなのか」(When was the Nation of Japan Actually Founded?)についての記事を掲載しました。 (さらに…)

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